こどもの喘息に効く食事とは?ママに人気のレシピ紹介

育児

こどもの喘息は、発作が起きると息苦しさや咳が続き、親としてとても心配になります。薬による治療はもちろん大切ですが、日々の食生活も症状の軽減や発作予防に大きく関わっていることをご存じでしょうか。

本記事では、「喘息に良いとされる食事」や「ママたちに人気のレシピ」を紹介します。

食事改善は即効性こそありませんが、続けることで体質改善が期待でるかもしれません。

こどもの喘息と食事の関係

喘息は、気道が炎症を起こして狭くなり、呼吸がしにくくなる病気です。

アレルギー反応やウイルス感染、気候の変化、運動などさまざまな要因で発作が引き起こされます。

実は近年の研究で、食生活が炎症の度合いや免疫機能に影響を与えることがわかってきています。

  • 抗酸化作用のある食べ物は、気道の炎症を和らげる
  • オメガ3脂肪酸は、アレルギー反応を抑える
  • ビタミンDは免疫機能の調整に役立つ

特に加工食品や糖分の多い食事ばかりだと、体内で炎症が起きやすくなり、発作が悪化する可能性があります。

逆に野菜や魚、発酵食品を多く取り入れた食事は、喘息の症状をやわらげるサポートになります。

喘息に良い栄養素と食材

抗酸化ビタミン(ビタミンC・E・A)

  • ビタミンC:赤パプリカ、キウイ、いちご、ブロッコリー
  • ビタミンE:アーモンド、ひまわり油、かぼちゃ
  • ビタミンA(βカロテン):にんじん、ほうれん草、かぼちゃ

これらは体内の酸化ストレスを減らし、炎症を和らげる効果が期待できます。

特にカラフルな野菜や果物を意識的に摂りましょう。

オメガ3脂肪酸

  • さば、いわし、さんまなどの青魚
  • えごま油、亜麻仁油、くるみ

オメガ3は体内で炎症物質の産生を抑え、気道の過敏性を下げる作用があります。

魚は週2〜3回、油は加熱せずサラダやスープにかけるのがおすすめです。

ビタミンD

  • 鮭、卵黄、干ししいたけ、きのこ類
  • 日光浴(10〜15分程度)
    ※食材ではありませんが・・・(笑)

ビタミンDは免疫のバランスを整え、過剰なアレルギー反応を抑えます。

魚やきのこを食べつつ、外遊びで日光を浴びることも大切です。

発酵食品

ヨーグルト、納豆、みそ、漬物

腸内環境の改善は免疫力アップに直結します。

乳酸菌や納豆菌はアレルギー症状の緩和にも効果的とされます。

避けたい食べ物と注意点

逆に喘息を悪化させる可能性のある食品もあるので注意が必要です。

  • 加工食品(ソーセージ、スナック菓子、カップ麺など)
  • トランス脂肪酸を多く含むマーガリンやショートニング
  • 過剰な砂糖や甘味料
  • 食品添加物(保存料、着色料)

もちろん完全に避ける必要はありませんが、日常的に大量摂取するのは控えましょう。

ママに人気!喘息対策レシピ集

ここからは、栄養バランスが良く、子どもも喜んで食べる人気レシピを紹介します。

鮭ときのこのホイル焼き(ビタミンD&オメガ3補給)

材料(2人分)

生鮭 … 2切れ
しめじ … 1/2パック
えのき … 1/2パック
玉ねぎ … 1/4個
塩 … 少々
バター … 10g

【作り方】

  • アルミホイルに鮭を置き、薄切りの玉ねぎ、しめじ、えのきをのせる
  • 塩をふり、バターをのせて包む
  • オーブントースターまたはグリルで10〜15分焼く

【ポイント
魚のオメガ3ときのこのビタミンDがたっぷり摂れる一品です。

かぼちゃとにんじんのポタージュ(抗酸化ビタミンたっぷり)

材料(3人分)

かぼちゃ … 200g
にんじん … 1本
玉ねぎ … 1/2個
牛乳 … 200ml
塩・こしょう … 少々

【作り方】

  • 野菜を薄切りにして鍋で柔らかくなるまで煮る
  • ミキサーで滑らかにし、牛乳を加えて温める
  • 塩・こしょうで味を調える

【ポイント】
彩りがよく、甘みがあり、野菜嫌いの子どもでも飲みやすいです。

納豆オムレツ(発酵食品×タンパク質)

材料(2人分)

卵 … 3個
納豆 … 1パック
ねぎ … 適量
塩 … 少々

【作り方】

  • 卵を溶き、納豆とねぎを混ぜる
  • フライパンで焼き、ふんわりオムレツにする

【ポイント】
腸内環境を整えつつ、良質なタンパク質も同時に摂れます。

ヨーグルト&キウイのはちみつ和え(おやつにも)

材料(2人分)

プレーンヨーグルト … 200g
キウイ … 1個
はちみつ … 小さじ2

【作り方】

  • キウイを角切りにし、ヨーグルトとはちみつと混ぜるだけ

【ポイント】
ビタミンCと乳酸菌で免疫力アップ。はちみつは1歳未満の子には与えないでください。

食事以外での生活習慣の工夫

  • 室内のホコリ・ダニ対策(布団干し、掃除機かけ)
  • 加湿と換気をバランスよく行う
  • 睡眠時間を十分に確保
  • 規則正しい生活リズム

これらも発作予防には欠かせません。

まとめ

子どもの喘息は薬だけでなく、日々の食事と生活習慣によってもコントロールできます。

ビタミン・オメガ3・発酵食品などを意識して取り入れることで、免疫力や炎症の抑制に役立ちます。

今回紹介したレシピはどれも簡単で栄養バランスが良いので、ぜひ毎日の食卓に取り入れてみてください。

よった

大阪の北摂地域に住む30代サラリーマン。 2人の育児に悪戦苦闘しながらも日々楽しく過ごしています。 日常での出来事や役に立ちそうなことを細々投稿していきます。

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