30代も半ばに差し掛かり、仕事に育児にとバタバタな毎日を送っていますが、わたしは成人喘息持ちです。
喘息持ちにとって、一番の試練って何だと思いますか?
断言します!
それは満員電車の中での咳です。
静まり返った車内、隣の人との距離が近い空間。
一度「あ、咳が出そうかも」と思ったら最後。
止めようと思えば思うほど咳が出て、周囲からの「え、風邪?」「場所移動しようかな・・・」という無言の視線が刺さる。
「本当に申し訳ない!!でも止まらないんです!」と心の中で叫びながらもどうしようもなく気まずい。
そんな経験あなたにもありませんか?
今回はそんな電車の咳がツラすぎる問題について、実際に試して効果があった対策や少しでも心を楽にする考え方をまとめました。
なぜ電車に乗ると「止まらない咳」が出るのか?
そもそも、なんで電車に乗った瞬間に咳が出るんでしょうか。
調べてみると、わたしたちの体が敏感に反応してしまう納得の理由がありました。
恐怖の「10度以上の寒暖差」
電車の乗り降りって実は気管支にものすごい負荷をかけているんです。
夏は猛暑からキンキンの冷房車内へ。
冬は極寒から暖房の効いた車内へ。
この時一瞬で10度前後の温度変化が起きています 。
喘息持ち方の気道はめちゃくちゃ敏感なので、わずかな気温の変化でも悪化することがあるそうです 。
そりゃ一気に10度も変われば咳も出ますよね。
車内の「乾燥」と「ホコリ」
電車ってエアコンが常に稼働しているので実は驚くほど乾燥しています。
乾燥すると喉のバリア機能が弱まり、少しの刺激で咳反射が起きやすくなっちゃいます 。
さらに人の流動で舞い上がるホコリも喘息持ちには天敵なんですね 。
咳をしちゃいけないというプレッシャー
これが一番厄介かもしれません。
「電車で咳をしてはいけない」という心理的なストレスは自律神経を乱してしまいます。
自律神経が乱れると気道が収縮しやすくなり、結果としてさらに咳が出るというまさに悪循環。
電車で咳き込まないための三種の神器
いろいろ試行錯誤した結果、通勤時に欠かさない対策がこれです。
ネックウォーマーで首元をガード
冷気は喉への最大の刺激です。
特に冬場は駅に着く直前までマフラーやネックウォーマーで首元を温めておくと、寒暖差による気道の緊張が和らぎます 。
夏場も冷房が強い時のために薄手のストールがあると安心ですよ。
マスクの中に湿り気を
マスクはエチケットだけでなく自分を守るための最強アイテム。
自分の呼気でマスク内が加湿・加温されるので、喉への刺激をダイレクトに減らせます。
さらに、のど飴を舐めるとより効果的です。。
いつでも降りていいというマインド
「絶対にこの電車で会社に行かなきゃ」と思うと余計に咳が出ます。
僕は最近、「咳が出たら一回降りて、ホームのベンチで落ち着けばいいや」と自分に許可を出しています。
一駅降りて新鮮な空気を吸うだけで、不思議と咳が落ち着くことも多いんです。
周りの目が気になってツラい……メンタルをどう保つ?
「周りに迷惑をかけている」という申し訳なさ。
これ本当にメンタル削られますよね。
でも少しだけ考えてみてください。
あなたはサボっているわけでも悪意があるわけでもありません。
一生懸命働いて、家族を支えて、その中で病気と戦っているだけなんです。
「喘息マーク」という選択肢
僕はカバンにさりげなく「喘息マーク」をつけています。
「これ、うつる病気じゃないですよ」という意思表示があるだけで周囲の視線への恐怖がグッと減ります。
呼吸を整える「4-7-8法」
もし車内で「あ、咳が出そう」と不安になったら、この呼吸法を試してみてください。
- 4秒かけて鼻から吸う
- 7秒間息を止める
- 8秒かけて口からゆっくり吐き出す
これはパニックを鎮めるのにも効果的です。
意識を「咳」から「秒数を数えること」にそらすのがコツです。
それでも咳が長引くなら……
もし電車内だけでなく、夜間や明け方にも咳が止まらないなら、それは「咳喘息」かもしれません 。
そのまま放置すると本格的な気管支喘息に移行してしまうリスクもあるので、一度呼吸器内科でしっかり診てもらうことをおすすめします 。
私も最初は「ただの風邪の残りかな」と思っていましたが、結局成人喘息になってしまいました。
しっかりと通院、診察して吸入薬を使い始めてから、電車での絶望感がかなり軽減されました。
まとめ
電車で咳き込んで肩を身をすくめているあなたへ。
私もそのツラさは痛いほどわかります。
でも自分を責めないでくださいね。
適切な対策と、少しの自分への甘さを持って、この過酷な時間を一緒に乗り切りましょう。
このブログでは、他にも試して良かったことや暮らしの知恵を紹介しています。
もしよかったら他の記事ものぞいてみてくださいね!
それでは!

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